道の駅 よしかわ杜氏の郷(とうじのさと)は、新潟県上越市にある県道30号線沿いの道の駅です。全国でも珍しい酒蔵を併設している道の駅として知られており、また温泉施設が隣接しているので、車中泊(仮眠)とも相性のいい道の駅です。
この記事では、登山の前泊に道の駅 よしかわ杜氏の郷で車中泊(仮眠)してきましたので、その結果をお話していきたいと思います。
先に結論だけお伝えすると、静かな環境で車中泊しやすい道の駅です。
トイレから少し離れるが、普通車駐車場での駐車がおすすめ。大型車駐車場から離れて駐車できるので、静かに過ごしやすい。
車中泊(仮眠)のしやすさ

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道の駅 よしかわ杜氏の郷 概要
所在地 新潟県上越市吉川区杜氏の郷1
トイレ 洋式1基、和式1基 ウォッシュレット非対応(男性トイレのみ確認)


駐車場の広さ 普通車254台/大型車8台
駐車場の傾斜 なし
電波状況 Docomo 〇、 Softbank 〇、 au 〇、 楽天 〇
標高 5 m
道の駅 よしかわ杜氏の郷は車中泊しやすい?




この道の駅の駐車場は、普通車駐車場と大型車駐車場とに分かれて設置されています。大型車駐車場には普通車用の駐車スペースも設けられていますが、大型車との距離が非常に近いため、静かに車中泊するには向いていません。
普通車駐車場は、大型駐車場から50mほど離れているので、大型車のアイドリングの影響を受けることなく静かに過ごすことができます。
隣接する道路との距離は近めですが、夜間交通量は少ないので、車の走行音が気になることはあまりないと思います。
24時間利用可能なトイレが大型駐車場の近くにあるため、トイレに行くために普通車駐車場からは少し歩く必要があるのが唯一の難点ですが、全体的に車中泊しやすい道の駅です。
車中泊に向いているポイント
- 傾斜のない駐車場
- 大型車の駐車場から離れて駐車しやすい
- 隣接する道路は、夜間の交通量がほとんどない
- 温泉施設が隣接している
車中泊に向いていないポイント
- 普通車駐車場からトイレまで少し歩かなければならない
- トイレがウォッシュレットではない
- 夜間は照明が少なく、かなり暗い
結論:普通車駐車場での駐車がおすすめ。トイレまで少し歩く必要があるが、大型車駐車場から離れて駐車しやすく、静かに過ごしやすい。
道の駅周辺の日帰り温泉
道の駅には「長峰温泉 ゆったりの郷」が隣接しています。
その他、道の駅から車で30分圏内にある日帰り温泉施設をいくつかご紹介します。
最寄り 道の駅から0.1km、徒歩2分
住所 新潟県上越市吉川区長峰100
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:30)
休業日 月曜日
料金 大人 740円、こども 350円
泉質 ナトリウム – 塩化物泉
道の駅から4km、車で8分
住所 新潟県上越市柿崎区上下浜262
営業時間 11:00~16:00(最終受付15:30)
休業日 水曜日
料金 大人 650円、こども 350円
泉質 アルカリ単純硫黄泉
道の駅から5km、車で9分
住所 新潟県上越市大潟区九戸浜241-8
営業時間 10:00~20:00(最終受付19:30)
休業日 火曜日
料金 700円、こども 350円
泉質 ナトリウム – 塩化物泉(弱アルカリ性 高張性 低温泉)
道の駅から18km、車で26分
住所 新潟県上越市富岡3468
営業時間 9:00~24:00(最終受付23:30)
休業日 なし
料金 平日 大人 800円、こども 350円
土日祝日 大人 900円、こども 350円
泉質 ー
道の駅から16km、車で28分
住所 新潟県上越市吉川区坪野1458-2
営業時間 10:00~18:00
休業日 水曜日
料金 大人 450円、こども 300円
泉質 ー
車中泊後に登った山 米山
道の駅 よしかわ杜氏の郷に車中泊(仮眠)した翌日、米山(よねやま)に登ってきました。

新潟県上越市と柏崎市とにまたがる山。日本三百名山のひとつで、なだらかな山容から「越後富士」とも呼ばれています。短時間で山頂まで登れる複数の登山コースがあり、初心者にも登りやすい山として人気の山です。
標高 993m
今回の登山コース 大平登山口~米山山頂 往復
登山所要時間 3時間30分
米山には複数の登山口がありますが、今回は最も登られている大平登山口を利用しました。道の駅から登山口駐車場までは、車で約30分ほど。訪れたのは3月初旬でしたが、きれいに除雪されていて10台以上駐車可能なスペースが確保されていました。仮設トイレも設置されています。

駐車場から10分ほど林道を歩くと、登山口に到着。登山口からすぐに急な斜面の登りが始まります。しばらくは樹林帯の中、急登との格闘が続きます。


登山口から約1時間で「二ノ字」という平地に出ます。このポイントからは、日本海や柏崎方面を眺めることができます。


ここから大平ルートの一番の難所とも言えるやせ尾根がしばらく続きます。足を踏み外すと一巻の終わりとなってしまいますので、慎重に進みます。

20分ほどやせ尾根を進むと、山頂に至る最後の登り(標高差約300m)が待ち受けています。胸をつく急登を登りきると、ようやく山頂に到着!
山頂からは360度の大パノラマが広がります。柏崎や上越市街の他、北アルプスや尾瀬方面の山々まで見渡すことができます。小屋もあるので、雨風をしのいで休憩することが可能です。



下山は来た道を戻ります。所要約1時間30分の道のりです。
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