車中泊と登山、どちらも楽しむ人にとって「荷物はできるだけコンパクトに、でも快適に過ごしたい」というのは永遠のテーマですよね。
そんな方に最適なクローズドセルマットが、サーマレスト Zライトソルです。
THERM-A-REST(サーマレスト)のZライトソルは、車中泊マットとしても登山マットとしても使える万能アイテム。
パンクの心配なし、広げるだけの簡単設営、わずか410gの超軽量と、三拍子そろったクローズドセルマットです。
この記事では、実際の使用感を交えながらサーマレストZライトソルの魅力を徹底的にお伝えします。
サーマレスト Zライトソルとは?商品概要と特徴

サーマレスト Zライトソルは、アメリカの老舗アウトドアブランドTHERM-A-REST(サーマレスト)が手がけるクローズドセルマットです。
蛇腹(アコーディオン)式に折りたためるのが最大の特徴で、広げるだけですぐに使える手軽さが魅力。
基本スペック
- サイズ(レギュラー):51 × 183 × 2.0 cm
- サイズ(スモール):51 × 130 × 2.0 cm
- 重量:レギュラー 410g / スモール 290g
- R値:2.0(3シーズン対応)
- 素材:架橋ポリエチレン(軽量EVAフォーム)
- 表面加工:片面アルミ蒸着(ThermaCapture)
5つの特徴
- パンクしない安心感:エアマットと違い、穴が空く心配がゼロ
- 設営・撤収が一瞬:広げるだけ、たたむだけのシンプル構造
- アルミ蒸着で保温性アップ:体温を反射して底冷えを防ぐ
- 超軽量410g:ペットボトル1本分以下の重さ
- メンテナンスフリー:汚れても拭くだけでOK
競合商品と比較!サーマレストが選ばれる理由

クローズドセルマットには他にも人気商品があります。
主要な競合商品と比較してみましょう。
クローズドセルマット選びで重視したい5つのポイント
① 重量
登山ではザックに入れるすべての装備の重さが体力に直結します。
マットの重量差がわずか100gでも、長時間の縦走では大きな差になります。
車中泊メインの方にはそこまでシビアではありませんが、車から降ろして持ち運ぶ場面もあるため、軽いに越したことはありません。
② 厚さ
マットの厚さはそのままクッション性に直結します。
厚いほど地面の石や凹凸を感じにくく、寝心地が良くなります。
ただし厚くなると収納サイズが大きくなるため、登山では「厚さ」と「携帯性」のトレードオフがあります。
車中泊ではシートの凹凸を吸収するためにも厚さは重要なポイントです。
③ R値(断熱性能)
R値とは、マットがどれだけ地面からの冷えを遮断できるかを示す数値です。
数字が大きいほど断熱性が高く、寒い環境でも暖かく眠れます。
目安として、R値2.0で春〜秋の3シーズン、R値4.0以上で冬季対応とされています。
④ アルミ蒸着の有無
アルミ蒸着とは、マットの表面にアルミニウムの薄い膜をコーティングする加工のことです。
この加工により、体から発せられる赤外線(熱)を反射して体側に戻す効果があります。
同じフォーム素材でも、アルミ蒸着ありのマットは断熱性が約20%向上するとされています。
特に冬の車中泊や秋山のテント泊では、この差が体感温度に明確に表れます。
⑤ 価格帯
クローズドセルマットは2,000円台から10,000円近くまで幅があります。
安い製品でも基本的な断熱・クッション機能はありますが、素材の密度や表面加工の有無で快適性に差が出ます。
頻繁に使う方は多少高くても品質の良いものを選ぶと、長期的にはコスパが良くなります。
主要マット比較
| サーマレスト Zライトソル | NEMO スイッチバック | キャプテンスタッグ EVAフォームマット | |
|---|---|---|---|
| 重量 | 410g | 415g | 270g |
| 厚さ | 2.0cm | 2.3cm | 約2.0cm |
| R値 | 2.0 | 2.0 | 非公表 |
| アルミ蒸着 | あり | あり | なし |
| 価格帯 | 約8,500〜9,800円 | 約7,000〜8,000円 | 約1,800〜2,500円 |
各商品の詳細
サーマレスト Zライトソル
長年のロングセラーで信頼性と耐久性の実績が圧倒的です。
アルミ蒸着による断熱性アップと、蛇腹式の使いやすさが高いバランスで両立しています。
NEMO スイッチバック
Zライトソルと同等のスペックで、厚さ2.3cmとクッション性がやや上。
収納サイズもコンパクトで、価格もやや抑えめ。
表面の六角形パターンが体にフィットしやすい設計で、寝心地の良さに定評があります。
Zライトソルの最有力代替候補です。
キャプテンスタッグ EVAフォームマット
圧倒的な低価格が魅力。
重量270gと最軽量ですが、アルミ蒸着がないため断熱性はZライトソルに劣ります。
「まずはクローズドセルマットを試してみたい」という入門用には最適ですが、秋冬の使用には心もとない場面も。
サーマレストが選ばれる3つの理由
① 圧倒的な耐久性と信頼性
何年使ってもクッションがへたりにくく、ハードに使い込んでもしっかり性能を維持します。
長年のロングセラーには理由があるようです。
② バランスの良さ
キャプテンスタッグは安いですがアルミ蒸着がなく断熱性で劣ります。
NEMOスイッチバックは厚みで上回りますが、耐久性の実績ではサーマレストに軍配。
価格・性能・耐久性のバランスが最も優れています。
③ 汎用性の高さ
マットとしてだけでなく、折りたたんで座布団にしたり、ザックの背面パッドにしたりと多用途に使えます。
登山での使用場面

テント内の就寝マットとして
テントに着いたら広げるだけ。疲れた体でもすぐに寝床が完成します。
エアマットのように空気を入れる手間もなく、パンクの心配もありません。
山の中でマットに穴が空いたら一晩中地面の冷たさに耐えることになりますが、Zライトソルならその心配は無用です。
休憩時の座布団として
蛇腹式なので、2〜3枚分だけ折りたたんで座布団代わりにできます。
岩場や冷たい地面に直接座らなくて済むので、休憩の快適さが段違い。
ザックの外付けで持ち運び
収納サイズは少し大きめですが、ザックの外側にストラップで固定するのが定番スタイル。
軽量なので重さのストレスはほとんど感じません。
車中泊での使用場面

登山だけでなく、車中泊との相性も抜群です。
ここでは具体的な使用場面を詳しくご紹介します。
シートの凹凸をカバー


車中泊で最も悩ましいのが、シートを倒した時にできる段差や凹凸です。
後部座席をフラットにしても、シートの継ぎ目や背もたれと座面の境目にどうしても段差が生まれます。
この段差があるまま寝ると、腰や背中に圧力が集中して、翌朝には体がバキバキになってしまいます。
特にミニバンやSUVでは、シート間の段差が3〜5cm程度あることも珍しくありません。
Zライトソルの蛇腹構造はこの段差の吸収に効果的です。
凹凸の上に敷くと、蛇腹の各パネルがそれぞれ独立して段差に追従するため、完全なフラットとまではいかなくても、体への負担を大幅に軽減してくれます。
実際に使ってみると、何も敷かずに寝た時と比べて体の痛みが明らかに違います。
段差が大きい車種の場合は、段差部分にタオルや衣類を詰めてからZライトソルを敷くと、さらにフラットに近い寝床を作ることができます。
また、蛇腹式なので車内の形状に合わせて折り曲げたり、一部を折り返して枕にしたりと、柔軟にアレンジできるのもエアマットにはない強みです。
底冷え対策
冬の車中泊で辛いのが、車体底面から伝わってくる冷気です。
車のフロアは薄い鉄板1枚で外気と隔てられているだけなので、外気温が氷点下になると車内の床面温度もかなり下がります。
いくら暖かい寝袋を使っていても、下からの冷えは寝袋だけでは防ぎきれません。
寝袋は体の重みで潰れるため、背中側の断熱性能が大幅に低下するからです。
ここでマットの断熱性能(R値)が重要になってきます。
Zライトソルはアルミ蒸着面を上にして敷くことで、体温を赤外線として反射し、暖かさを体側に戻してくれます。
冬の車中泊では、このアルミ蒸着の有無で体感温度が大きく変わります。
真冬に単体では厳しい場面もありますが、後述する「重ね使い」と組み合わせればかなりの低温にも対応できます。
なお、夏場はアルミ蒸着面を下にして敷くと、地面からの輻射熱を反射して涼しく過ごせます。
季節によって裏表を使い分けられるのも、このマットの優れたポイントです。
展開・収納がラク
車中泊ではマットの展開と収納のしやすさが、想像以上に重要なポイントになります。
車内は自宅の部屋と違って空間が限られています。
天井が低く、横幅も制限される中で、エアマットを膨らませるのはかなりの手間です。
電動ポンプを使えば楽ですが、ポンプの音がうるさく、隣の車に迷惑をかけてしまうこともあります。
手動ポンプや口で膨らませる場合は、疲れた体にはなかなかの重労働です。
その点、Zライトソルは蛇腹を広げるだけ。所要時間はわずか3秒です。
撤収も蛇腹をパタパタと折りたたむだけで5秒もかかりません。
この手軽さは、朝の撤収時に特にありがたみを感じます。
また、途中の道の駅で仮眠したい時にも、パッと広げてすぐ横になれるのは大きなメリット。
「ちょっと30分だけ寝たい」という時に、エアマットを膨らませる気にはなりませんが、Zライトソルなら気軽に寝床を作れます。
車中泊で特におすすめのポイント

車中泊ユーザーにこそ声を大にして伝えたい、Zライトソルの真価をご紹介します。
① 車に積みっぱなしでOK
クローズドセルマットの最大の強みは、湿気を吸わないことです。
素材が独立気泡のフォーム(クローズドセル)でできているため、水分が内部に染み込みません。
つまり、車に積みっぱなしにしておいても劣化しないということです。
エアマットやインフレータブルマットを車に常備する場合、湿気がこもってカビが生えたり、内部のウレタンが加水分解でボロボロになったりするリスクがあります。
また、夏場の車内は60℃以上になることもあり、接着剤の劣化でエアマットの接合部が剥がれてしまうトラブルも珍しくありません。
その点、Zライトソルは単一素材のフォームなので、接着剤が剥がれる心配もなく、高温にも比較的強いです。
アウトドア好きの方なら、突発的な車中泊旅は日常茶飯事。
車に常備しておくことで、いつでも「今夜は車中泊」という選択肢が持てるのは、想像以上に生活の自由度が上がります。
② 他のマットとの重ね使いが最強
車中泊の快適性を最大限に引き出すなら、Zライトソルを下地として使い、その上にインフレータブルマットやエアマットを重ねる「レイヤリング」がおすすめです。
この組み合わせが最強な理由は、断熱性とクッション性の両方が大幅にアップするからです。
R値は重ねた分だけ加算されるため、Zライトソル(R値2.0)にインフレータブルマット(R値3.0前後)を重ねれば、合計R値5.0前後という真冬にも対応できる断熱性能が手に入ります。
さらに、下層にZライトソルを敷くことで、上に重ねたエアマットのパンクリスクも軽減できます。
車内のフロアには思わぬ突起物(ネジの頭、シートレール、カーペットのフック等)があることがあり、エアマットを直置きすると穴が空くリスクがあります。
Zライトソルが緩衝材の役割を果たしてくれるので安心です。
実際にこの重ね使いを導入してから、真冬(外気温-5℃前後)の道の駅車中泊でも朝まで暖かく眠れるようになりました。
底冷えに悩んでいた方は、ぜひ試してみてください。
ちなみに、Zライトソルは折り目ごとにカッターで簡単に切り離せるので、車のサイズに合わせて長さを調節することもできます。
余った部分は座布団や枕として再利用できるので無駄になりません。
③ 汚れに強くお手入れ簡単
車中泊では、登山と比べてマットが汚れる機会がずっと多くなります。
車内での食事でこぼした飲み物、靴についた砂や泥、寝ている間の汗など、気づけばマットは結構汚れています。
Zライトソルはクローズドセル素材なので、液体が染み込むことがありません。
コーヒーをこぼしても、泥がついても、ウェットティッシュや濡れ雑巾でサッと拭くだけでキレイになります。
ひどい汚れの場合は、水で丸洗いしても問題ありません。
洗った後も、表面を拭いて日陰で干せば30分もあれば乾きます。
また、クローズドセル素材は臭いもつきにくい特性があります。
汗をかいた翌日でも、風に当てておけばすぐにリフレッシュできます。
長期の車中泊旅でも、清潔感を保ちやすいのは大きなメリットです。
④ サイズを選べる柔軟性
Zライトソルにはレギュラー(183cm)とスモール(130cm)の2サイズがあり、車のサイズや使い方に合わせて選べます。
レギュラーサイズ(183cm)は、ミニバン・ワゴン・大型SUVなど、フラットにした時に十分な長さが確保できる車種におすすめです。
身長170cm程度の方なら頭から足先まで全身をカバーできます。
ハイエースやステップワゴン、フリードなどの車中泊定番車種にはこちらがフィットします。
スモール(130cm)は、軽自動車やコンパクトカーなど、フラットスペースが限られる車種に最適です。
上半身だけをカバーして、足元は荷物や衣類で高さを調整するという使い方ができます。
また、助手席を倒して仮眠する場合にも取り回しが良く、ジムニーやN-BOXなどの車中泊にぴったりです。
さらに前述のとおり、蛇腹の折り目でカッターを使って好みの長さにカットすることも可能です。
「レギュラーだと5cmだけ長い」という場合に、端を切り落として車にジャストフィットさせるカスタマイズもできます。
切り落とした部分は窓の断熱パネルとして再利用するのもおすすめです。
まとめ

サーマレスト Zライトソルは、登山でも車中泊でも使える万能マットです。
- 広げるだけの簡単設営、パンクの心配なし
- アルミ蒸着で底冷えをしっかりガード
- わずか410gの超軽量
- 汚れに強くメンテナンスフリー
- 車に積みっぱなしでもOK
登山と車中泊の両方を楽しむ方には、1枚持っておいて損のないアイテムです。
よくある質問(FAQ)
Q. サーマレスト Zライトソルは洗えますか?
A. はい、水で丸洗いできます。
クローズドセル素材なので水が内部に染み込まず、洗った後も表面を拭いて陰干しすれば30分程度で乾きます。
Q. レギュラー(R)とスモール(S)、どちらを選ぶべきですか?
A. ミニバンやSUVでの車中泊がメインならレギュラー(183cm)、軽自動車や登山メインならスモール(130cm)がおすすめです。
蛇腹の折り目でカットして長さを調節することもできます。
Q. エアマットとの違いは何ですか?
A. エアマットは厚みがありクッション性が高い反面、パンクのリスクや空気の出し入れの手間があります。
Zライトソルはクローズドセル(独立気泡フォーム)なのでパンクせず、広げるだけで使え、メンテナンスも不要です。
断熱性を高めたい場合は両者の重ね使いがおすすめです。

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