山形県朝日町の国道287号沿いにある「道の駅 あさひまち(りんごの森)」。日本百名山・大朝日岳の登山口に近く、登山の拠点として気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、筆者が道の駅 あさひまちで実際に車中泊して分かった“車中泊のしやすさ”を検証しています。
傾斜ゼロの平坦駐車場で車中泊のしやすさは合格点。ただし国道287号に面しているため大型車の走行音が響きやすく、耳栓は必須です。
トイレや売店の建物付近に駐車すれば、道路や大型車の影響を最小限に抑えられます。
車中泊(仮眠)のしやすさ

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道の駅 あさひまち 施設情報
まずは「道の駅 あさひまち(りんごの森)」の基本情報から見ていきましょう。2015年に開業した比較的新しい道の駅で、建物・トイレともに清潔感があります。
| 所在地 | 山形県西村山郡朝日町大字和合字北又2724 |
| トイレ | 個室3台すべてウォッシュレット対応(清潔)・24時間利用可 |
| 駐車場 | 普通車80台/大型車5台 |
| 駐車場の傾斜 | なし(平坦) |
| 電波状況 | docomo ○ / SoftBank ○ / au 不明 / 楽天 ○ |
| 標高 | 153m |

道の駅 あさひまちは車中泊しやすい?

ここからは、実際に車中泊(仮眠)した体験をもとに、気になる4つのポイントをそれぞれ解説します。
駐車場の広さと傾斜
普通車は80台分と広く、深夜でも車中泊スペースを探すのに困ることはありませんでした。駐車場の傾斜はほぼゼロで、寝ていて体が片方にずり落ちるような不快感はありません。車中泊のしやすさとしては合格点です。
トイレの清潔さ
道の駅のトイレは建物が新しく、個室すべてにウォッシュレットが完備されています。24時間利用でき、深夜でも清掃が行き届いている印象でした。車中泊のトイレ環境としては文句なしです。
騒音レベル(国道287号の影響)
一番の注意点が騒音です。道の駅の駐車場は国道287号に面しており、音を遮る木々や建物がありません。そのため、大型車の走行音が駐車場までそのまま届きます。
夜間は交通量が大幅に減るものの、時々通過する大型車のエンジン音は無視できないレベル。音に敏感な方はもちろん、普段寝付きのよい方でも耳栓は用意しておくのが安心です。
電波状況
Docomo・Softbank・楽天モバイルは問題なく使えました。auは未確認ですが、主要キャリアの電波が入る立地なので、前夜に翌日の天気や登山道情報をチェックするにも支障ありません。
車中泊におすすめの駐車ポジション
少しでも静かに眠るための駐車位置選びもポイントです。おすすめはトイレ・売店の建物付近。道路から最も離れた場所に位置しており、大型車の駐車エリアとも距離が取れるため、アイドリング音や走行音の影響を最小限にできます。
ただし、建物付近に駐車しても走行音の影響をゼロにはできません。耳栓+静音イヤーマフや、音を遮るカーテンなどを組み合わせると、より快適に眠れます。
👍 車中泊に向いているポイント
- 普通車80台のゆったり駐車場
- 傾斜がなく平坦
- トイレがきれい・24時間利用可
- 夜間の交通量は日中より少ない
- 大型車エリアと距離を取って駐車できる
👎 注意したいポイント
- 国道287号に面しているため走行音が響く
- 音を遮る障害物がなく騒音対策は必須
- 標高153mの低地で、夏場は車内が暑くなりやすい
国道287号に面し大型車の走行音が響くため耳栓は必須。標高153mの低地で夏は車内が暑くなりやすいので、冷感敷きパッドやポータブル扇風機もあると快適です。車中泊歴10年以上の筆者が実際に使っているアイテムを紹介します。



道の駅 あさひまち周辺の日帰り温泉4選
車中泊前に汗を流せる日帰り温泉が、道の駅の近くに複数あります。ここでは車で20分圏内のおすすめ4施設を紹介します。
道の駅 あさひまち最寄りの日帰り温泉は「りんご温泉」。独特のアブラ臭がする珍しいお湯で、浴場にはりんごが浮かぶ内湯があります。料金もリーズナブルで、車中泊前に汗を流すのにぴったりです。

| 温泉名 | 道の駅からの距離 | 営業時間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| りんご温泉 | 3km・車4分 | 6:00〜21:00(最終20:30) 休:第2水曜 | 大人300円/こども200円 |
| テルメ柏陵健康温泉館 | 7km・車8分 | 6:00〜21:00(最終20:30) 休:第1木曜 | 大人400円/こども150円 |
| ゆ〜チェリー | 11km・車15分 | 6:00〜22:00 休:第1月曜 | 大人350円/こども150円 |
| ひまわり温泉 ゆ・ら・ら | 15km・車17分 | 6:30〜21:30(最終21:00) 休:第3月曜 | 大人400円/こども200円 |
翌日登った大朝日岳の登山レポート

道の駅 あさひまちで車中泊した翌日、日本百名山のひとつ「大朝日岳」に登ってきました。みどころや所要時間などを簡単に紹介します。
新潟県と山形県の境に連なる朝日連峰の主峰。日本百名山のひとつで、残雪期にしか見られないゼブラ模様の稜線は圧倒的な美しさ。ヒメサユリをはじめとした高山植物の宝庫で、シーズン中は多くの登山者が訪れます。

標高:1,871m
おすすめ登山コース:古寺鉱泉登山口~大朝日岳山頂往復
登山所要時間:約10時間30分
大朝日岳は「遠い朝日」と称されるほど山深い場所にある山です。古寺鉱泉から登る場合、標準コースタイムは往復で10時間超え。早朝出発すれば日帰り往復も可能ですが、ロングコースが不安な方は山頂付近や尾根上の山小屋を使った1泊2日での登山も検討してみてください。

道の駅 あさひまちから車で1時間で、登山口の古寺鉱泉駐車場に到着。駐車料金と登山届を駐車場の建物(古寺案内センター)のポストに投函し、登山スタートです。
序盤は樹林帯の中をひたすら登ります。途中に水場が2カ所あるので、休憩しながら進みましょう(水場の枯れ具合は古寺案内センター前の掲示板で随時更新されています)。
3時間ほど登ると樹林帯を抜けて視界が開け、古寺山からはこれから向かう朝日岳方面の稜線を一望できます。


ここからは気持ちのいい稜線歩きが続きます。古寺山から40分ほどで小朝日岳山頂に到着。小朝日岳には巻き道もあるので、アップダウンを避けたい方は巻き道がおすすめです。


小朝日岳から稜線歩きを楽しむこと1時間30分、ようやく大朝日岳山頂に到着です。山頂からの景色は圧巻!月山や鳥海山まで見渡せるパノラマが広がり、どこまでも伸びる稜線に目を奪われます。


下山は往路を戻ります。大朝日岳山頂から登山口までの所要時間は約4時間30分でした。

道の駅 あさひまちの車中泊に関するよくある質問
Q. 道の駅 あさひまちで車中泊はできますか?
A. 道の駅としては仮眠利用が前提ですが、駐車場は24時間開放されており、仮眠目的の車も複数見かけました。周囲への配慮(アイドリング・騒音・ゴミ)を守って利用しましょう。
Q. 駐車場に傾斜はありますか?
A. 普通車エリアは平坦で、傾斜はほぼありません。車中泊で体が片側にずれるような不快感はなく、寝心地は良好でした。
Q. 夜間の騒音は気になりますか?
A. 国道287号に面しているため、大型車の走行音が響きます。夜間は交通量が減りますが完全には途切れないため、耳栓の用意をおすすめします。
Q. トイレは夜間も使えますか?
A. 24時間利用できます。個室はすべてウォッシュレット付きで清潔感があり、夜間の使い勝手も良好です。
Q. 大朝日岳の登山口までどのくらいかかりますか?
A. 道の駅 あさひまちから古寺鉱泉駐車場(登山口)までは車で約1時間です。前夜に道の駅で仮眠し、早朝出発するスタイルが使いやすいでしょう。
道の駅 あさひまちでの車中泊まとめ
道の駅 あさひまち(りんごの森)は、傾斜ゼロの平坦駐車場・清潔なトイレ・24時間利用可と、車中泊の基本条件が揃った★3/5の道の駅です。国道287号の走行音対策さえすれば、大朝日岳登山の拠点として心強い立地。最後に、車中泊のしやすさを項目別にまとめます。
- 車中泊のしやすさ:★3/5。平坦&清潔で快適だが、騒音対策が前提
- 騒音面:国道287号に面し大型車の走行音が響く。遮るものがなく、耳栓は必須
- 駐車場所:普通車80台・大型車5台と広い。トイレ・売店の建物付近が道路から離れて静か
- 設備面:個室すべてウォッシュレット対応で清潔。24時間利用可。2015年開業で建物が新しい
- 温泉:最寄りのりんご温泉まで車4分(大人300円)。車20分圏内に日帰り温泉が4施設
- 立地・登山:日本百名山・大朝日岳の古寺鉱泉登山口まで車約1時間。前夜仮眠→早朝出発の拠点に最適
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