登山歴10年以上、前泊車中泊スタイルで全国の登山口を巡ってきた筆者が、実際に2023年9月に訪問した記録をもとに、山形県・新潟県に連なる朝日連峰の主峰大朝日岳の代表的な登山口「古寺鉱泉駐車場」を徹底解説します。
駐車場の台数・料金、トイレや手洗い場の有無、電波状況、道路状況、そして気になる車中泊の可否まで、現地で確認した事実だけをコンパクトにまとめました。
この記事でわかること
- 駐車場:約200台・1日1,000円・全区画フラット
- トイレ:簡易トイレ3台のみ(手洗い・靴洗いなし)
- 電波:Docomo/Softbank/楽天すべて圏外(auは不明)
- アクセス:月山IC経由が推奨、国道287号側は崖沿いの細道あり
- 前泊車中泊:不可(「車中泊不可」の貼り紙あり/2023年9月時点)

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古寺鉱泉駐車場の基本情報【料金・台数・住所】
所在地:山形県西村山郡大江町大字貫見古寺1014
カーナビの目的地は「大江町朝日連峰古寺案内センター」または「古寺案内センター」で設定できます。
- 駐車可能台数:約200台
- 料金:1日1,000円
- 駐車場の傾斜:なし(全区画フラット)
- 標高:658m
- ダート道:なし(全区間アスファルト)
料金の支払いは、所定用紙に車のナンバー等を記入し、駐車料金収受用の箱に入れるセルフ方式です。用紙と箱は、駐車場内にある古寺案内センター入口付近に設置されています。

なお、古寺鉱泉朝陽館は現在閉館しており、2020年から古寺案内センターが宿泊施設として営業しています。日帰り利用は風呂ではなくシャワーのみの提供となります(利用時間や料金は公式サイトで最新情報をご確認ください)。
参考URL:古寺案内センター
トイレ・手洗い場・靴洗い場の設備状況
登山前後に気になる設備は以下のとおりです。
- トイレ:簡易トイレ3台
- 手洗い場:なし
- 靴洗い場:なし
手洗い場がないため、ウェットティッシュや飲料水を余分に準備しておくと安心です。下山後に登山靴を洗う場所もないため、汚れを拭くタオルや着替えを車内に用意しておくと快適に帰路につけます。
携帯電話の電波状況【Docomo・au・Softbank・楽天】
古寺鉱泉駐車場の電波状況は以下のとおりです(2023年9月時点)。
- Docomo:圏外
- Softbank:圏外
- au:不明(未確認)
- 楽天:圏外
筆者が確認した範囲では、ほぼ全キャリアで圏外と考えておくのが安全です。下山後の連絡や登山計画の共有は、電波が入るエリアで必ず事前に済ませておくことを強く推奨します。
古寺鉱泉駐車場へのアクセスと道路状況【崖沿いの細道に注意】
古寺鉱泉駐車場への一般的なルートは、月山インターから県道27号を南下するルートです。ほぼ全線が片側1車線の走りやすい道路で、登山口までスムーズにアクセスできます。
一方、朝日町・白鷹方面など国道287号側から向かう場合は、途中に車1台分しか通れない幅の崖沿いの細い道があります。落石注意の看板も設置されているため、対向車とのすれ違いや落石に十分注意してください。
登山口までの路面は全区間アスファルト舗装で、でこぼこになっている箇所はありません。車高の低い車でも問題なく走行可能です。
なお、アクセス途中の電波状況も悪く、古寺鉱泉から人家が増えてくる五百川温泉付近(約18km手前)までは電波がつながりにくい状況です。ナビ用の地図や登山計画は、オフラインでも使えるように準備しておきましょう。
参考URL:山形県の道路状況
古寺鉱泉駐車場で車中泊はできる?【結論:NG】
結論から言うと、古寺鉱泉駐車場での前泊車中泊は避けてください。
駐車場自体は全区画が平地のため、一見すると車中泊に向いているように見えます。しかし、駐車場の一角に「車中泊不可」と明記された貼り紙が設置されています(2023年9月時点)。
理由は明記されていませんが、貼り紙の指示に従い車中泊は行わないでください。登山者のマナーを守り、施設側のルールを尊重することが、今後も快適に駐車場を利用し続けるための大切なポイントです。
大朝日岳の前泊におすすめ|最寄りの道の駅2選
古寺鉱泉駐車場で車中泊ができない場合、登山口から比較的近い道の駅を前泊場所として活用するのがおすすめです。筆者が実際に訪問して検証した、以下2箇所が候補になります。
- 道の駅あさひまち(りんごの森):登山口まで約50分
- 道の駅白鷹ヤナ公園:登山口まで約55分
特に「道の駅あさひまち」は国道287号沿いで駐車場が広く、車中泊の実地レビュー記事を以下にまとめています。

山形県内の別候補として、月山インター近くの「道の駅月山」も登山前泊の穴場です。

まとめ|大朝日岳登山の前に知っておきたいポイント
大朝日岳の代表的な登山口「古寺鉱泉駐車場」の情報を、改めてまとめます。
- 駐車場:約200台・1日1,000円・全区画フラット・標高658m
- トイレ:簡易トイレ3台のみ(手洗い・靴洗いなし)
- 電波:Docomo/Softbank/楽天いずれも圏外
- アクセス:月山IC経由が安心、国道287号側は崖沿いの細道に注意
- 前泊車中泊:不可(貼り紙あり/2023年9月時点)
- 代替前泊地:道の駅あさひまち(50分)、道の駅白鷹ヤナ公園(55分)
全キャリア圏外・手洗い場なし・車中泊不可と気を付けたいポイントはありますが、駐車場自体は広くフラットで登山口としての利便性は非常に高い場所です。事前準備を整えて、安全で快適な大朝日岳登山を楽しんでください。
前泊する道の駅の騒音対策には、以下の耳栓比較記事もあわせてご覧ください。


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